令和5年度貴船まつりの実施について


 平素は「貴船まつり」の開催ならびに保存継承活動につきまして、格別のご支援とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

 令和5年度の「貴船まつり」の概要が決定しましたのでお知らせいたします。

・「7月最終土曜日及びその前日」の開催に変更します。令和5年度は7月28日(金)及び29日(土)に開催します。

・平成29年度以来6年ぶり、令和2年度及び令和3年度の「東西小早船の令和の大改修」以降初となる、「東西小早船の水浮け(進水式)」を実施します。

・「東西櫂伝馬」の「水浮け」を実施します。

・「東西小早船」及び「神輿船」等による「海上渡御」は実施を見送り、県道739号線経由の「陸路」により渡御を実施します。

・「花山車」の検視及び「鹿島踊り」の奉納を4年ぶりに町内すべての検視場及び奉納場所で行います。

・「神輿」の「担ぎによる渡御・巡幸」を4年ぶりに実施します。「宮出し」における「階段下り」及び「還御」における「階段上り」も行います。

 さて、「貴船まつり」は、平成30年度及び令和元年度においては台風接近により「海上渡御」をはじめとする「海上行事」が中止に、令和2年度及び令和3年度においては新型コロナウイルス感染症の感染拡大により神社における神事のみの執行に、令和4年度においては感染症対策を講じた上でのまつり執行と、実に5年間にわたって、まつりの規模縮小や変更を余儀なくされてまいりました。  
 令和5年の「貴船まつり」の執行にあたって、実施団体において執行方法等を協議した結果、基本的には新型コロナウイルス感染症の感染拡大以前の規模に戻してまつりを執行する方針とする一方、特に5年にわたり執行できていない、高度な技術と大変多くの人手を要する「海上渡御」をはじめとする「海上行事」については、令和4年度においては「東西小早船の飾りつけ」まで実施したところ、令和5年度は「東西小早船の水浮け(進水式)」まで行うこととし、「伝統維持」と「安全確保」の両立を基本に、「技術の検証」と「継承」を図りつつ、同時に参加者の増加策を講じながら年数をかけて段階的に取組みを進めていくことといたしました。

 引き続き、貴船まつり保存会並びに貴船まつり推進本部、各部各保存会は、今に伝えられるまつりの貴重な伝統やしきたりを保持し、350年以上続く郷土のまつりを将来に継承する一方、引き続き地域活性化につながる行事となるよう「貴船まつり」を開催してまいりたいと考えておりますので、今後とも変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

令和5年6月24日
貴船まつり推進本部


 令和5年度貴船まつり巡幸予定表(pdfファイル)NEW‼

 

貴船まつり観覧にあたってのお願いNEW‼

※令和5年度貴船まつりの実施内容につきましては、天候の状況等により変更する場合がございますので、あらかじめご了承ください。


最終更新日:2023年6月24日