貴船まつり海上渡御復活に向けた歩み

 令和7年度の「貴船まつり」においては、平成29年以来8年ぶりとなる「海上渡御」を実施することとなりました。「貴船まつり海上渡御復活に向けた歩み」を動画でご紹介します。

櫂伝馬練習航行等の模様

 令和7年度の貴船まつり海上渡御の再開に向けて、花漕ぎ花山車保存会では令和6年10月以降、櫂伝馬の練習航行等の各種取組みを実施してきました。毎回多くの方々のご参加を賜りありがとうございました。

参考:平成29年度以降の貴船まつり・海上渡御の実施状況

平成29年度 まつり及び「海上渡御」ともに通常通り実施(令和7年度の再開前において「海上渡御」を実施した最後の年度)。
平成30年度 台風の接近により宵宮は「海上渡御」を中止し、陸路により渡御。当日は台風上陸のため午前中の段階で町内巡幸を切り上げて還御。
令和元年度 台風の接近により「海上渡御」を中止し、陸路により渡御。
令和2年度 新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、まつりの開催を中止。神社祭式のみ執行。
令和3年度 新型コロナウイルス感染症の感染状況を鑑み、まつりの開催を中止。神社祭式のみ執行。
令和4年度 新型コロナウイルス感染対策を講じた上でまつりを開催とすることとし、密集及び密接を避けることが困難な「水浮け」及び「海上渡御」、担ぎによる「神輿巡幸」等について、内容変更もしくは一部を中止。陸路により渡御。
令和5年度 高度な技術と大変多くの人手を要する「海上渡御」について、台風及び新型コロナウイルス感染拡大の影響により5年にわたり中止を余儀なくされている等の状況を鑑み、年数をかけて段階的に取組みを進めていくことする一方、他の行事については、新型コロナウイルス感染拡大以前の規模に戻し、まつりを執行。陸路により渡御。
令和6年度 各船の乗員及び漕ぎ手等の人員確保が一段と難しくなっている現状を踏まえ、令和5年度に引き続き「海上渡御」はその実施を見合わせ、陸路により渡御を実施するとともに、令和7年度以降の「海上渡御」の再開に向けて、今後各船の乗員及び漕ぎ手等の人員確保、実施方法の一部変更等、具体的取組を進めることを発表。
令和7年度 令和5年度及び令和6年度の「貴船まつり」において小早船の水浮けを実施し、さらには令和6年度の貴船まつり終了後、櫂伝馬の試験航行を行ってきたこと等により、実施に一定の目途がついたことから、令和7年度の「貴船まつり」において、平成29年以来8年ぶりとなる「海上渡御」を実施する見込み。